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浄水器性能の比較ポイントは?

更新日:2013年5月24日 金曜日 10:50

浄水器の性能(スペック)を見ると、いろいろと難しい言葉が並んでいますよね。
では、浄水器を選ぶ際に重視すべきポイントはどこなのでしょうか。
当サイトでは、一般的に浄水器の性能を表すとされる指標について解説と、
最低限チェックするべき2つのポイントを紹介したいと思います。

除去できる物質

浄水器の最大の役割である「水をきれいにする」という点の指標になります。

家庭用品品質表示法に定められた除去対象13物質(12物質)を除去できる

除去対象物質は下記のようなものになります。これらをまず満たしているかどうかがポイントになります。

物質名 特徴
遊離残留塩素 水道水に含まれる消毒用の塩素になります。人体に有害ではないレベルではありますが、特有のカルキ臭の原因になります。
濁り いわゆる水に含まれる微粒子にあたり、水の色を変えたり、濁りの原因になっています
総トリハロメタン 下記4つの総称です。総称であるこれを含むと13物質となります。水道水の源流に含まれる化合物と消毒用の塩素が反応して生成され、発がん性が指摘されている物質です。
クロロホルム 総トリハロメタンの1種。
ブロモジクロロメタン 総トリハロメタンの1種。
ジブロモクロロメタン 総トリハロメタンの1種。
ブロモホルム 総トリハロメタンの1種。
溶解性鉛 水に溶けだした鉛の事です。鉛は体内に蓄積される為、特に小児等に影響が出やすい物質です。
農薬 農薬が水道水に溶けだしたものになります。内分泌かく乱作用を引き起こすと言われています。
カビ臭 プランクトンや藻が発生する原水の場合、浄水場で処理しきれず、カビ臭が起こる可能性があります。
テトラクロロエチレン 工業用の洗浄液等に含まれています。川の水等の汚染の原因で、発がん性が指摘されています。
トリクロロエチレン 工業用で半導体の洗浄液等に含まれています。こちらも汚染の原因になり、発がん性が指摘されています。
1,1,1-トリクロロエタン 工業用で溶剤として利用されています。同じく汚染の原因であり、発がん性が指摘されています。

これがまず基礎チェックポイントとなります。
これらは日本の基準ではありますが、実を言うと最近ではより浄水器の基準が厳しい海外の基準に沿った高性能浄水器が注目されています。

日本の水道水は世界でも有数の安全性の為、これら13項目(12項目)で十分と言われていますが、海外ではより高度な基準をクリアさせる事が浄水器選択のポイントになっています。行政やメーカーから独立している行政団体であるNSF(公衆衛生財団)認証やWQA(水質協会)によるチェック等が自主的に行われています。

マルチピュア社製浄水器等はその典型で、高い技術力を生かして80項目もの除去物質をクリアしており、日本でも高い人気を誇っています。

カートリッジの寿命

浄水器のカートリッジは消耗品になります。
よって定期的な購入、交換が必要になるのですが、特に一般家庭で注意しなければならないのが、寿命の過ぎたカートリッジの交換忘れです。

寿命が過ぎたカートリッジは浄水能力を最大限発揮できませんし、カビやサビの発生の原因になり、非常に危険です。

蛇口一体型のコンパクトな浄水器等の場合、カートリッジの寿命は2ヵ月~3ヵ月と、頻繁な交換が必要になります。
ランニングコストの面を考えても、1年程の高寿命なものを選ぶのがおすすめですが、残量表示機能が付いた製品を選ぶのも1つの手です。

また、最近注目されているのがレンタル浄水器です。
これは月額費用を支払う事で、カートリッジと本体の交換が無料といったサービスです。

結果的にカートリッジを定期的に買う必要が無い上に、交換忘れも防げます。
さらに本体の交換も行ってくれるため、経年による劣化にも対応し、非常に人気の高いサービスになっています。

レンタル浄水器の一覧

マルチピュア社 マルチピュア MP880SC
三菱レイヨン クリンスイ TARO 013

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