浄水器と言えばまずは思い浮かぶのが「水道水を綺麗にして安全な水をつくる」という事でしょう。
但し、浄水器にはもう１つの機能があります。それは「節水」。

浄水器の節水機能とはどんなものがあるでしょうか？いくつか例を見てみましょう。

シャワー機能で節水

浄水器はメーカーによっては水流のコントロールが出来る機種が存在しています。水流の種類は様々で、シャワー、ストレートの他に浄水と水道水の切り替えの組み合わせ、さらに独自の「節水モード」を備えた機種もあります。
シャワーで節水とはどういう事でしょうか？
実はキッチンで使われる水の中で最も使われているので飲用水ではなく、「洗い物」の際に使われる水なのです。毎日食器を洗っていると、いくらこまめに止める事を意識していてもどうしても無駄な水流が発生しています。
そこでシャワー機能を使う事で、お皿等の食器に対して水のあたる設置面積が増加し、汚れが落ちやすくなるという特徴があります。意識しないうちに洗い物が早く終わり、結果的に節水につながるという事ですね。

酸性水で節水

上で述べた洗い物の際の水流を抑える手段としてもう１つ、「酸性水」を利用する手があります。酸性水は整水器で作り出されるpH値の高い水ですが、この酸性水がスゴイのです。
実際、洗剤いらずと言われる程汚れを浮かせて落とす為、整水器メーカーはこの機能を特に押し出しています。つけ置き用の水として利用すれば、後はほぼすすぐだけという使い方が可能な為、かなりの節水効果が期待できます。

浄水器の機能で節水

蛇口一体型の浄水器に多く見られますが、そもそもの水流自体を少量にして節水してくれる機種もあります。普段普通に使っているだけで無駄に流れている水道水を根本からカットする事で、利用者には気づかないうちに節水が出来ているというわけですね。
また、センサー式の蛇口を備えた機種もあり、蛇口の止め忘れがなく、最大40％もの水道代をカットしてくれるような高性能な浄水器もあります。

水と一体に関わっている浄水器だからこそ、様々な節水方法が生み出されています。
毎日使う水だからこそ、浄水器で賢く節水するべきです。