生水にはどんな細菌やウイルス、異物が含まれているのか
更新日:2023年4月14日 金曜日 16:52
生水は、自然界で採取された未処理の水のことを指します。生水には、細菌、ウイルス、寄生虫や異物などが含まれていることがあります。以下では、生水に含まれている主な細菌、ウイルス、寄生虫や異物について紹介します。
大腸菌群
大腸菌群は、腸内に生息する細菌であり、生の水に含まれることがあります。この中には、人獣共通型大腸菌や赤痢菌、O157などの病原菌も含まれているため、消化器症状を引き起こすことがあります。
サルモネラ菌
サルモネラ菌は、汚染された水や食品から感染することがある病原菌です。生の水に含まれることがあり、腹痛、下痢、嘔吐などの症状を引き起こすことがあります。
クリプトスポリジウム
クリプトスポリジウムは、寄生虫の一種であり、生の水や未処理の水から感染することがあります。感染すると、下痢、腹痛、嘔吐などの症状を引き起こすことがあります。
ジアルジア
ジアルジアは、クリプトスポリジウムと同様に、寄生虫の一種であり、生の水や未処理の水から感染することがあります。感染すると、下痢、腹痛、嘔吐などの症状を引き起こすことがあります。
ノロウイルス
ノロウイルスは、消化器症状を引き起こすウイルスの一種であり、生の水や汚染された食品から感染することがあります。感染すると、吐き気、嘔吐、下痢などの症状を引き起こすことがあります。
有害物質
生の水には、農薬や化学物質などの有害物質が含まれていることがあります。これらの物質は、人体に悪影響を及ぼすことがあります。また、河川や海洋からの放射性物質も、生の水に含まれることがあります。